2021.05.25(火)

6時に起床、洗濯してお弁当の準備をして、といつものルーティンをこなしていると便意をもよおした。別に珍しいことではないので、トイレに入ってふ〜んとのんびりスマホを見ていると下痢だった。

思い当たる節はないが、まあそんなこともあるかと思い、ここでもまだ気に留めてはいなかった。が、その後2回立て続けにトイレに駆け込む事態となった。完璧な下痢だ。

そうなると、急に2日前の夕飯後に起きた体調不良が気になってきた。前触れだったのでは??スマホで「コロナ 症状 下痢」で検索すると、コロナの症状の一つに下痢はあてはまっていた。ただ熱はない。ただ体調は確実に万全ではない。ここでのこのこ出社している場合ではない。とりあえず会社は休もう。

おそらくコロナではないとは思ったが、このまま何もせずに明日出勤するのは心許なさすぎるので、ここはいっちょ診療期間に相談してみることにした。

歩いていける距離でPCR検査をしてくれるクリニックがあったのでそこに電話をしてみた。2日前から体調が思わしくないこと(倦怠感、胃のむかつき)、今朝から下痢であること、熱はないことを伝えると、一度検査してみるのが良さそうですねとの事だったのでその場で11時50分の検査を予約。検査の20分前から絶飲食(歯磨きもダメと言われた気がする)を言い渡される。

検査まで1時間半ほど時間があったので、タイピングの練習をしてみるが、そわそわしてしまい早めに家を出る。私はこういう隙間時間の使い方が本当に下手だなと思う。

クリニックに着くと、待合いスペースには私の他に二人だけ。発熱外来の時間なのでおそらくみんな検査だろう。問診票に記入して呼ばれるのを待つ。

5分ほどで名前を呼ばれ、診察室へ行くと、ふんふん胃のむかつき倦怠感ね、2日前から症状出てるので抗原検査でいけると思います15分で結果出るのでやりましょか、とトントンと進んでいく。看護師さんに隣室へ誘導され、ビニールカーテンで覆われたパイプ椅子に座り、口は覆ったままで鼻の下までマスクをずらすよう指示される。ビニールカーテンの切り込み部分から先生が綿棒を差し込んで、はいごめんね〜しんどいね〜と言いながら鼻の一番奥にズイズイゴリゴリと擦り付けた。終了。

待合スペースで結果を待っている間に年配のご夫婦が検査に来られたが、夫のほうが明らかにゴホゴホいっており、不安な気持ちに。妻の方は付き添いのようで検査はしないみたい。心配なのはわかるけど、不用意について来ない方がいいのでは・・・

15分後結果は陰性だった。胃腸炎ちゃうかな、仕事も行って大丈夫ですよと言ってもらった。整腸剤を処方してもらったので、同じフロアの薬局に処方箋を持っていく。この時に間違えて感染者用受付に入ってしまって焦っていると、先ほどのご夫婦も入ってこられた。やっぱり夫は陽性だったようだ。やばい、離れようと思い、通常の待合室に移動する。お連れ合いの方、ずっと横で付き添っているけど大丈夫なんだろうか。ご自分の感染リスクを考えて〜!

薬剤師さんが、お熱はないんですね?と優しく話しかけてくださり、思いやりの心を感じる・・・看護師さんも先生もうんざりするほどいろんな患者さんの対応に追われているだろうに丁寧かつ親切に診察していただいた。医療従事者の皆さんには本当に頭の下がる思い。この負担、どうにか報われてほしい。国、しっかりして!!